黄昏読書番外編 

シン・エヴァンゲリオン劇場版


今日は久しぶりに何もない平日休みだったので、見て来ちゃいました。


高校生の頃、TV版を見てから25年。

見終わって、これで本当に終わり。

なんか喪失感とともに卒業の気持ち。


思春期真っ只中の高校生は、シンジに自分を重ねてた。

大人への嫌悪感と10代特有の孤独感。

あの頃はエヴァはオタクと言われ、サッカー部の周りにはエヴァの話題しにくかった(^ ^)

今日は若いカップルも多く、時代の変化に驚いた。

そのはず、あれから25年経ったのだから。


新劇場版が始まった2007年は30歳手前。

世の中は不条理だけど、付き合っていかないと。

あまり主人公に感情移入できず、映像美を楽しんだ。


しかし今回、父ゲンドウの独白に、共感してしまうとは。

ゲンドウの行動、言葉が自分が父親になって分かる。

小2,5の息子が考えている事は時には分からず、接し方に戸惑う事もある。

当たり前、息子といえども、違う人間だから。


父親といえども完璧ではない、弱さを認めて1人の人間として接すること。


1番大切なものは、目の前にある。

見えていない、見ようとしていないだけ。


25年前の自分に、少しは成長してるよと報告できるかな。

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