黄昏読書7 ウイルスVS人類
クリスマスプレゼントを準備して、お酒を片手に綴ります(^^)
コロナ禍ではなかったら読まない本。
「今、何と闘っているのか?」
最近、よく分からなくなる。
当院としては、ウイルスと闘っている。
ただ、もうそれだけではない。
街中で感染に無防備な人に対して敵意が沸く。
対策を立てない政府や施設に対して、不満がたまる。
経済優先、命優先と対立は深まる。
最も身近な家族でもすれ違いが起こる。
この本では、我々が闘っているのは現代社会だと言い切る。
そして大切なことは想像力。そして共感。
ジャック・アタリは「利他の精神」をもつことを伝えている。希望を持ってポジティブに生きるということと、楽観主義は違うものだと。
キャンプや釣りなど屋外活動が増えある意味、人間らしくなれるかもとプラスの想像をしよっと。
そして自由に外に出られないストレスがこれほど大きいものなのだと思い知らされ、歩けなくなり移動制限のある患者さんの気持ちが少しは理解できた気がする。
真の敵は自分にありだと、気づいてきた。
と言いつつ、病院を飛び出して旅行に行きたい。
グアムの夕陽
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